閨閥(読み)ケイバツ

デジタル大辞泉 「閨閥」の意味・読み・例文・類語

けい‐ばつ【×閨閥】

妻の親類中心に結ばれている勢力

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精選版 日本国語大辞典 「閨閥」の意味・読み・例文・類語

けい‐ばつ【閨閥】

  1. 〘 名詞 〙 婚姻関係を中心として結ばれた仲間や勢力。
    1. [初出の実例]「伯爵や子爵の娘を貰うと直ぐ閨閥(ケイバツ)と云はれるのが吾輩の癪に触る」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉閨閥)

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デジタル大辞泉プラス 「閨閥」の解説

閨閥

夏樹静子のミステリー短編集。1978年刊行。

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世界大百科事典(旧版)内の閨閥の言及

【家】より

…さらに明治以降,財界もこの原理によって編成され,同族会社や財閥が作られた。そして,それはさらに,政・財・官界,上流支配階級の間に,政略結婚による閨閥の網の目をはりめぐらした。こうして日本の権力支配は,財閥が,たとえば三井は政友会,三菱は民政党というように,特定の政党,さらに官僚と結びつくかたちで行われた。…

※「閨閥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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