デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阪場志業」の解説 阪場志業 さかば-むねなり 1833-1911 幕末-明治時代の鉄砲鍛冶(かじ)。天保(てんぽう)4年9月25日生まれ。常陸(ひたち)水戸の人。鉄砲師国友尚志にまなび,藩主徳川斉昭(なりあき)の命で脇差(わきざし)銃をつくったという。明治16年猟銃を,のち西洋式散弾銃など多種の銃を製造し,阪場銃砲器(現SKB工業)の基礎をきずいた。明治44年10月6日死去。79歳。本姓は立花。名は順蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例