阪本仙次(読み)サカモト センジ

20世紀日本人名事典 「阪本仙次」の解説

阪本 仙次
サカモト センジ

明治〜昭和期の実業家 吉野銀行頭取



生年
明治2年2月(1869年)

没年
昭和9(1934)年5月5日

出身地
奈良県

経歴
阪本藤十郎の長男に生まれ、先代阪本仙太郎の養子となる。植林事業に従事し、奈良県下屈指の林業家として知られ、大正14年阪本林業を創設し社長就任ほかに吉野銀行(南都銀行前身)頭取、奈良信託社長、宇治電気取締役などを兼任する。また和歌佐佐木信綱に学んだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阪本仙次」の解説

阪本仙次 さかもと-せんじ

1869-1934 明治-昭和時代前期の実業家。
明治2年2月生まれ。奈良県の人。林業家として知られ,大正14年阪本林業を創設し,社長。ほかに吉野銀行(南都銀行の前身)頭取,奈良信託社長などをつとめる。また和歌を佐佐木信綱にまなんだ。昭和9年5月5日死去。66歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android