防人の司(読み)さきもりのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「防人の司」の意味・読み・例文・類語

さきもり【防人】 の 司(つかさ)

  1. 奈良時代、九州大宰府に属し、防人名簿訓練検査などに関することを管理した役所。防人正一人、佑一人を置く。
    1. [初出の実例]「自今已後、冝西海道七国兵士合一千人防人司、依式鎮戍」(出典続日本紀‐天平宝字元年(757)閏八月壬申)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android