防人の司(読み)さきもりのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「防人の司」の意味・読み・例文・類語

さきもり【防人】 の 司(つかさ)

  1. 奈良時代、九州大宰府に属し、防人名簿訓練検査などに関することを管理した役所。防人正一人、佑一人を置く。
    1. [初出の実例]「自今已後、冝西海道七国兵士合一千人防人司、依式鎮戍」(出典続日本紀‐天平宝字元年(757)閏八月壬申)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android