防人の歌(読み)さきもりのうた

精選版 日本国語大辞典 「防人の歌」の意味・読み・例文・類語

さきもり【防人】 の 歌(うた)

  1. 広義には、防人の役において、防人やその家族たちの作った歌。狭義には、防人たちの作った歌。広義での作は、「万葉集」巻一四および巻二〇に、長歌一、短歌九七首が収録されている。家族との離別の悲しみや生活の苦しさなどを詠じた歌が多い。拙劣な点も見られるが、民衆生活感情がうかがわれ、上代東国方言の資料としても貴重である。
    1. [初出の実例]「防人歌」(出典:万葉集(8C後)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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