防人部領使(読み)さきもりことりづかい

精選版 日本国語大辞典 「防人部領使」の意味・読み・例文・類語

さきもり‐ことりづかい‥ことりづかひ【防人部領使】

  1. 〘 名詞 〙 防人として徴発された兵士たちを統率して、諸国から難波津まで送る役人。その国の国司の中から任命された。難波津からは専使が指揮して乗船し、大宰府へ向かう。防人使い。ことりづかい。
    1. [初出の実例]「旧防人部領使遠江国少椽正六位下高橋朝臣国足」(出典:正倉院文書‐天平一〇年(738)駿河国正税帳)

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