防府バソリス(読み)ほうふバソリス

最新 地学事典 「防府バソリス」の解説

ほうふバソリス
防府バソリス

Hofu batholith

山口県中央部の山口・防府・宇部市にかけて分布し,南北32km,東西31kmのバソリス状の花崗岩。粗粒花崗岩,中粒花崗岩,花崗閃緑岩,斑状花崗岩および細粒花崗岩に分類され,それらはシート状に累重する。最上部の定置深度は同時代の火山岩層に貫入することから,地下2km以内と考えられる。防府バソリスは負の重力異常域とよく一致し,とくに椹野川─大原湖断層と佐波川断層に挟まれた地域で顕著。厚さは重力異常を使ったモデル計算から,500-3,500mと見積もられ,水平に広がった薄い平板状岩体と見なされる。バソリス下底面の深度が3,000mを超え,近傍に断層の存在が推定されることから,花崗岩マグマの供給口は断層に規制された可能性が高い。参考文献今岡照喜ほか(2012) 地質雑,Vol.118: 782

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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