阿子丸(読み)あこまる

精選版 日本国語大辞典 「阿子丸」の意味・読み・例文・類語

あこ‐まる【阿子丸】

  1. 〘 名詞 〙 自分の子を親しんで呼ぶ語。子供名前としても用いられた。
    1. [初出の実例]「阿子丸こそ御厨子を開て、瓜一つを取り出て食つれと」(出典:今昔物語集(1120頃か)二九)

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