阿波国府(読み)あわこくふ

日本歴史地名大系 「阿波国府」の解説

阿波国府
あわこくふ

鮎喰あくい川下流の西岸に形成された標高約九メートル前後の沖積低地上に立地する、四国霊場八十八ヵ所第一六番札所の観音寺南西付近を中心に展開したと考えられる奈良から平安時代の官衙跡。従来は米倉二郎氏により国府町府中の大御和こくふちようこうのおおみわ神社を中心に、初期国府(中国時代)は六町四方で条里地割、後期国府(上国時代)は八町四方で正方位地割が想定されていた。

昭和五七年度から一〇年間にわたり重要遺跡確認調査が実施されたが、住宅密集地域であるため大規模な調査が実施できず、阿波国府に関連する断片的な資料を検出したのみである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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