阿波・淡路両国絵図(読み)あわ・あわじりようこくえず

日本歴史地名大系 「阿波・淡路両国絵図」の解説

阿波・淡路両国絵図(正保国絵図)
あわ・あわじりようこくえず

二七六×一八六センチ

成立 正保三年一一月一日

原図 国文学研究資料館史料館蔵蜂須賀家文書

解説 肉筆彩色画。幕命によって阿波徳島藩主松平(蜂須賀)光隆により作製された国絵図。阿波国分と一括された三葉の一。周囲の海は藍を使用。村を小判型で描き(津名郡は水色、三原郡は茶色)、村名と村高(石余)が記される。山・川・街道などが描かれ、街道には一里塚もみえる。郡別の高と国集計を記す。国高は七万一八六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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