阿玉久保村(読み)あたまくぼむら

日本歴史地名大系 「阿玉久保村」の解説

阿玉久保村
あたまくぼむら

[現在地名]小見川町久保くぼ

五郷内ごごうち村の南西に位置し、西を黒部くろべ川が北流する。中世は阿玉郷に含まれた。元和三年(一六一七)知行宛行状などに阿玉郷・阿玉村などとみえるが、阿玉を冠するいずれの村か不明(→阿玉川村。寛文年間(一六六一―七三)と推定される国絵図に久保村とみえる。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分に阿玉久保村とみえ、高三〇九石余で旗本堀領で幕末まで変わらなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android