阿直岐・阿直伎(読み)あちき

精選版 日本国語大辞典 「阿直岐・阿直伎」の意味・読み・例文・類語

あちき【阿直岐・阿直伎】

古代の百済(くだら)使者帰化人。阿直岐史(あちきのふひと)の祖。「日本書紀」によれば、応神天皇一五年百済王の命により来日して、良馬二匹を献上菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)経書典籍の師となり、さらに博士王仁(わに)を百済から呼んだという。阿知吉師

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