帰化人(読み)きかじん

世界大百科事典 第2版の解説

きかじん【帰化人】

古代に海外から渡来して日本に住みついた人々,およびその子孫。平安時代以降もたえず少数の来住者があり,また近代には外国人が日本の国籍を取得することを法律上やはり帰化といっているが,来住者の数が多く,しかもそれが社会・文化の発展のうえでとくに大きな意味をもったのは,平安時代初頭までだったので,日本史上で帰化人といえば,主としてそのころまでの人々を指すのが普通である。現在では渡来人という呼称も用いられる。

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大辞林 第三版の解説

きかじん【帰化人】

帰化することによって、その国の国籍を得た人。
日本古代において、大陸(朝鮮・中国など)から渡来して日本に住みついた人。 〔近年では「渡来人」ということが多い〕

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世界大百科事典内の帰化人の言及

【朝鮮】より

…九州や沖縄で発見される縄文前期の土器には,朝鮮で出土する櫛目文土器と共通するものがあり,そのころすでに日朝間に交流のあったことがわかる。また,稲作,青銅器(銅剣,銅矛,銅鐸など)や鉄器を伴う弥生文化は,主として朝鮮半島南部からの集団的な渡来人(帰化人)によってもたらされたと考えられている。その後も2世紀後半には,進んだ鉄工技術と太陽祭祀をもつ朝鮮人集団が断続的に日本に渡来し,3世紀の大和政権は彼らに媒介されて朝鮮南部(辰韓,弁韓など)産出の鉄を確保し,鉄工技術を独占して勢力を拡大していった。…

※「帰化人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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