20世紀日本人名事典 「阿部文助」の解説 阿部 文助アベ ブンスケ 明治・大正期の神官 浪岡村初代村長。 生年天保10年4月2日(1839年) 没年大正12(1923)年1月15日 出生地陸奥国浪岡(青森県) 経歴幼時から神童と称せられ、14歳で生地・陸奥浪岡の村吏となり、明治元年駅逓吏、のち自治制施行で初代浪岡村長となる。ついで神職界に入り、明治11年青森県浪岡八幡宮祠官となり、30年余り神職を務める。博学多才で、慶長天皇陵伝承地を調査したほか、抱山の山林紛争が多発したことから「浪岡村抱山沿革誌」を著した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部文助」の解説 阿部文助 あべ-ぶんすけ 1839-1923 明治-大正時代の神職。天保(てんぽう)10年4月2日生まれ。明治11年青森県浪岡八幡宮祠官となる。博学多才で,長慶天皇陵伝承地を調査したほか,抱山(かかえやま)の山林紛争が多発したことから「浪岡村抱山沿革誌」をあらわす。初代浪岡村長をつとめた。大正12年1月15日死去。85歳。陸奥(むつ)津軽郡(青森県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by