阿部現亮(読み)アベ ゲンリョウ

20世紀日本人名事典 「阿部現亮」の解説

阿部 現亮
アベ ゲンリョウ

大正・昭和期の僧侶,教育家 光華女子学園長;等観寺(浄土真宗東本願寺派)住職



生年
明治27(1894)年5月13日

没年
昭和49(1974)年11月30日

出生地
京都

学歴〔年〕
京都帝国大学哲学科・経済学部卒

経歴
京大在学中、婦人講座を開き、女子の社会教育を行った。大正9年東本願寺の命により英米に留学、12年帰国して大学院に入ったが昭和8年退学、等観寺11代住職となった。一方大阪府女子専門学校、府立大阪高等学校、臨済宗大学、大谷大学各教授を務めた。15年光華女子学園創立で学藍となった。20年光華高等学校長、26年光華女子学園理事長に就任、中・高校、女子専門学校の校長兼務。39年光華女子大学長。京都私立短期大学協会、日本私立短期大学協会、近畿私立短期大学協会各役員、真宗大谷学園理事などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿部現亮」の解説

阿部現亮 あべ-げんりょう

1894-1974 大正-昭和時代の教育家,僧。
明治27年5月13日生まれ。渥美契縁(かいえん)の孫。真宗大谷派。大正9年東本願寺の命により欧米に留学,帰国後京都等観寺の住職。臨済宗大,大谷大の教授をつとめ,昭和20年光華高校長となる。翌年光華女子学園理事長,39年光華女子大学長。昭和49年11月30日死去。80歳。京都出身。京都帝大卒。著作に「宗教教育進展」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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