阿間河滝村(読み)あまがたきむら

日本歴史地名大系 「阿間河滝村」の解説

阿間河滝村
あまがたきむら

[現在地名]岸和田市阿間河滝町

土生滝はぶたき村の西、津田つだ川左岸に位置する。塔原とのはら街道土生滝村との村境の一部をかすめて土生滝村内に入る。天下滝とも記し、単に滝村ともいう。

村高は古検高一五九石余(「岸和田御領分中古高今高仕出帳」鬼洞文庫蔵)、二五〇歩が一反の検地という。慶長九年(一六〇四)の天下滝村検地帳(東京大学史料編纂所蔵)でも同高。正保二年(一六四五)は二〇三石余(「和泉国村高帳」鬼洞文庫蔵)。元文五年(一七四〇)の泉州四郡村々高付帳(荒木家文書)は三一三石余。少なくとも慶長九年以降は岸和田藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android