阿防・阿傍(読み)あぼう

大辞林 第三版の解説

あぼう【阿防・阿傍】

牛頭馬頭ごずめずなどの地獄の獄卒の総称。頭と蹄ひづめは牛の形、手は人の形をしているという。阿防羅刹らせつ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

あ‐ぼう ‥バウ【阿防・阿傍】

〘名〙 (「あほう」とも) 地獄の獄卒の一種。頭と足は牛、手と胴体は人間、力は山を抜くほど強く、三つまたの鉄叉(てっさ)で人間をかまの中に投げ込んで責めるという。阿防羅刹(らせつ)。速疾鬼(そくしつき)
※御伽草子・仏鬼軍(国文東方仏教叢書所収)(室町中)「しかれども獄卒阿防等、心をたおさずはつみ出てぞたたかひける」 〔五分律‐二八〕

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