陋見(読み)ロウケン

デジタル大辞泉 「陋見」の意味・読み・例文・類語

ろう‐けん【×陋見】

狭い見解。あさはかな考え。
因襲の―に囚われている年寄の」〈二葉亭平凡
自分の考えをへりくだっていう語。卑見。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陋見」の意味・読み・例文・類語

ろう‐けん【陋見】

〘名〙
① 卑しい見解。狭い考え。
※授業編(1783)一〇「たとへ寡聞陋見(ロウケン)のそしりを受るとも」
② 自分の考えを謙遜していう語。卑見。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「陋見」の読み・字形・画数・意味

【陋見】ろうけん

鄙見

字通「陋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android