デジタル大辞泉 「陞」の意味・読み・例文・類語 しょう【陞】[漢字項目] [音]ショウ(呉)(漢) [訓]のぼる地位が上がる。「陞叙・陞進」[補説]「昇」と通用する。[名のり]すすむ・のり 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「陞」の読み・字形・画数・意味 陞10画(異体字)升4画 [字音] ショウ[字訓] のぼる・すすむ[字形] 形声声符は升(しよう)。〔広雅、釈詁一〕に「上るなり」とあり、〔楚辞、離騒〕「めて陞して以て上下せよ」のように、天地の間に往来する意に用いる。(ふ)は神梯の象。陟降は神の陞降することをいう。升・は陞の略字とみてよい。[訓義]1. のぼる、高所にのぼる、神聖なところにのぼる。2. すすむ、すすめる。[古辞書の訓]〔名義抄〕陞 クヅル・フス・ノボル・ススム 〔字鏡集〕陞 コユ・ススム・ヲツ・ツツム・クヅル・フス・ノボル[語系]陞・升・昇sjingは同声。登tngは神饌を登薦する意の字であるが、また登陞の意にも用いる。陟tik、乘(乗)djingもみな声義の近い語である。[熟語]陞科▶・陞過▶・陞官▶・陞見▶・陞降▶・陞座▶・陞擦▶・陞車▶・陞受▶・陞叙▶・陞進▶・陞遷▶・陞則▶・陞調▶・陞用▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報