陰回・影回(読み)かげまわし

精選版 日本国語大辞典 「陰回・影回」の意味・読み・例文・類語

かげ‐まわし ‥まはし【陰回・影回】

〘名〙 芝居で、いったん幕を引き、その陰で舞台の回転や装置転換をすること。明治以後、劇場全部照明を消した時の暗転の意にも用いる。
※俳諧・北国曲(1722)二「翠簾越や踊る女中の影まはし〈午潮〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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