陰干し(読み)かげぼし

精選版 日本国語大辞典 「陰干し」の意味・読み・例文・類語

かげ‐ぼし【陰干・陰乾】

  1. 〘 名詞 〙 直接に日光に当てないで、日陰で風に当ててかわかすこと。
    1. [初出の実例]「其の薬を造る様は、寄生(やどりき)五寸に切て陰干(かげぼし)に百日干て」(出典今昔物語集(1120頃か)四)
    2. 「影(カゲ)ぼしのたばこ」(出典:浮世草子西鶴置土産(1693)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「陰干し」の解説

陰干し

 直接日光に当てないで,日陰のところで乾燥すること.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android