精選版 日本国語大辞典 「陰陽の銅天地の炉」の意味・読み・例文・類語 いんよう【陰陽】 の 銅(どう)天地(てんち)の炉(ろ) ( 賈誼の「鵩鳥賦」の「且夫天地為レ鑪兮造化為レ工、陰陽為レ炭兮万物為レ銅」による ) 天地の万物造化を冶金工が銅を鋳て種々の品物を作り出すのにたとえた言葉。[初出の実例]「しかれども陰陽の銅、天地の炉にしたかひて、かりに万物を化成せり」(出典:御伽草子・付喪神(室町時代小説集所収)(室町中)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例