陰魔(読み)おんま

精選版 日本国語大辞典 「陰魔」の意味・読み・例文・類語

おん‐ま【陰魔】

  1. 〘 名詞 〙 仏語四魔一つ。色、心の五蘊(ごうん)はさまざまな苦悩を生ずるところから、これを魔にたとえたもの。蘊魔(うんま)
    1. [初出の実例]「天魔有四種。一天魔。二煩悩魔。三陰魔。四死魔」(出典:勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章)
    2. [その他の文献]〔大智度論‐五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む