四魔(読み)シマ

精選版 日本国語大辞典 「四魔」の意味・読み・例文・類語

し‐ま【四魔】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。人心を迷わせ死に至らせる四つのもの。すなわち五蘊(ごうん)を五蘊魔(五陰魔また陰魔)、煩悩煩悩魔(ぼんのうま)、死そのものを死魔、死を克服しようとするものを妨げるものを天魔(他化自在天子魔)と呼んだもの。
    1. [初出の実例]「四魔を随へて仏に成り給へり」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
    2. [その他の文献]〔勝鬘経‐一乗章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む