陳町(読み)じんのまち

日本歴史地名大系 「陳町」の解説

陳町
じんのまち

[現在地名]水俣市陣内じんない一―二丁目

陳内じんない村の薩摩街道筋に形成された在郷町中世には水俣城の城下町として発展していたと考えられる。陳と陣は混同して使用される。寛永一〇年(一六三三)人畜改帳陳内村のなかに陳町とみえ、庄屋作兵衛以下屋敷数四四、男一二五・女一一五、牛五・馬二一が記される。同一五年四月に葦北あしきた郡内の他の宿町と同時に地子を免除され、無利子の貸銀による伝馬常備が命ぜられた(熊本藩年表稿)。同年九月には毎月六・一六・二六日の新市の開設が認められ(同書)、水俣手永の中心地として発展していった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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