陶朱猗頓の富(読み)トウシュイトンノトミ

デジタル大辞泉 「陶朱猗頓の富」の意味・読み・例文・類語

とうしゅいとん‐の‐とみ〔タウシユイトン‐〕【陶朱×猗頓の富】

陶朱金満家として知られ、猗頓は魯国の富豪であったところから》莫大ばくだいな富。また、富豪。

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精選版 日本国語大辞典 「陶朱猗頓の富」の意味・読み・例文・類語

とうしゅ【陶朱】 猗頓(いとん)の富(とみ)

  1. ( 陶朱および魯の猗頓が富豪であったところから ) 莫大な富。また、富豪のたとえ。陶朱の富。猗頓の富。
    1. [初出の実例]「爰に来りては陶朱倚頓(タウシュイトン)が富も桂林一枝のごとく」(出典洒落本・仕懸文庫(1791)一)
    2. [その他の文献]〔賈誼‐過秦論上〕

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