陶陶(読み)ようよう

精選版 日本国語大辞典 「陶陶」の意味・読み・例文・類語

よう‐ようエウエウ【陶陶】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 なごやかに楽しいさま。うっとりとするさま。こころよく酔うさま。
    1. [初出の実例]「酔眼陶陶、不花也儛也、懽心怳怳、猶迷鳥歟謌歟」(出典本朝文粋(1060頃)九・遠念賢士風詩序〈菅原文時〉)
    2. 「打見れば面目爽に、稍傲れる色有れど峻しくはあらず、而も今陶陶然として酒興を発し」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉続)
    3. [その他の文献]〔詩経‐王風・君子陽陽〕

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普及版 字通 「陶陶」の読み・字形・画数・意味

【陶陶】とうとう

楽しむさま。

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