陽に(読み)ヨウニ

デジタル大辞泉 「陽に」の意味・読み・例文・類語

よう‐に〔ヤウ‐〕【陽に】

[副]表から見えるところでは。うわべでは。
「―媚を売りて少年を惑わして陰に之を笑い」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陽に」の意味・読み・例文・類語

よう‐にヤウ‥【陽に】

  1. 〘 副詞 〙 うわべでは。表面では。また、公然と。→陰(いん)に陽に
    1. [初出の実例]「陽に作善追福を学び陰に算珠を弾じ」(出典:都繁昌記(1837)乞食)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む