隠の方(読み)かくれのかた

精選版 日本国語大辞典 「隠の方」の意味・読み・例文・類語

かくれ【隠】 の 方(かた)

  1. 人目につかない所。物陰や、建物の裏のほう。
    1. [初出の実例]「よき日にて、梯(はし)殿に隙(ひま)もなければ、かくれのかたよりおりんと思ひて」(出典落窪物語(10C後)二)
    2. 「人さわがしからぬかくれのかたになんふせたりける」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む