隠の方(読み)かくれのかた

精選版 日本国語大辞典 「隠の方」の意味・読み・例文・類語

かくれ【隠】 の 方(かた)

  1. 人目につかない所。物陰や、建物の裏のほう。
    1. [初出の実例]「よき日にて、梯(はし)殿に隙(ひま)もなければ、かくれのかたよりおりんと思ひて」(出典落窪物語(10C後)二)
    2. 「人さわがしからぬかくれのかたになんふせたりける」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む