精選版 日本国語大辞典 「隠名」の意味・読み・例文・類語 かくし‐な【隠名】 〘 名詞 〙 実名を表わさないために用いる別の名。変名、匿(とく)名、筆名の類。別のことばや文字の中に隠して表わす場合もある。また、実名を表わさないようにすること。[初出の実例]「蘭奢待三字の中に東大寺の三字有。かくし名と云へり」(出典:月菴酔醒記(1573‐92頃)上)「隠し名などをしたところで、迚も相手に分かるまい」(出典:大川端(1911‐12)〈小山内薫〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例