隠名(読み)かくしな

精選版 日本国語大辞典 「隠名」の意味・読み・例文・類語

かくし‐な【隠名】

  1. 〘 名詞 〙 実名を表わさないために用いる別の名。変名、匿(とく)名、筆名の類。別のことば文字の中に隠して表わす場合もある。また、実名を表わさないようにすること。
    1. [初出の実例]「蘭奢待三字の中に東大寺の三字有。かくし名と云へり」(出典:月菴酔醒記(1573‐92頃)上)
    2. 「隠し名などをしたところで、迚も相手に分かるまい」(出典:大川端(1911‐12)〈小山内薫〉四)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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