隠諱(読み)いんき

精選版 日本国語大辞典 「隠諱」の意味・読み・例文・類語

いん‐き【隠諱】

  1. 〘 名詞 〙 物事事実を隠し忌むこと。
    1. [初出の実例]「宜百官五位已上、緇徒師位已上、悉書意見、密封奉表、直言正対、勿上レ隠諱、朕与宰相、審簡可否」(出典続日本紀‐天平宝字三年(759)五月甲戌)
    2. 「兄弟は過失ありとも互に慎んで之を隠諱す可し」(出典:泰西勧善訓蒙(1873)〈箕作麟祥訳〉五)
    3. [その他の文献]〔荀子‐成相〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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