隣の糂粏味噌(読み)となりのじんだみそ

精選版 日本国語大辞典 「隣の糂粏味噌」の意味・読み・例文・類語

となり【隣】 の 糂粏味噌(じんだみそ)

  1. ( 「糂粏味噌」は、こうじぬかと塩とをまぜてならしたもの。酢または酒を加えて食べる。また、ぬかみそのことをもいう ) 他人のものは何でもよく見えることのたとえ。隣の花は赤い。隣の糂粏。隣の糂粏は香ばしい。
    1. [初出の実例]「学者と呼ばるる輩の吾が国の書に少しも怪説あるをば一喫にいひ破り唐の書に見えたる不稽の説をば猥りに信じて真偽をも考へずとにもかくにも隣の甚太味噌が好物なるぞをかしき」(出典:随筆・安斎随筆(1783頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む