雀鼠耗(読み)じゃくそこう(その他表記)Que-shu-hao; Ch`iao-shuhao

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雀鼠耗」の意味・わかりやすい解説

雀鼠耗
じゃくそこう
Que-shu-hao; Ch`iao-shuhao

中国五代における税の一つ。穀物徴収から支出までの出納の間に,保管や移送などのために目減りやいたみが生じる。この減り米を耗といい,転じて減り米を補填するための加徴をも耗というようになり,この加徴を加耗,耗余,斗耗あるいは雀鼠耗といった。斗耗は1斗ごとに加徴したのでこのように名づけられ,雀鼠耗はすずめねずみの害による減り米を加徴する意味である。五代には中央で決めた加徴 (省耗) 以上に加徴されるので悪税とされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む