デジタル大辞泉 「雁の使ひ」の意味・読み・例文・類語 かり‐の‐つかい〔‐つかひ〕【×雁の使ひ】 《「漢書」蘇武伝の、匈奴きょうどに捕らえられた前漢の蘇武が、手紙を雁の足に結びつけて放ったという故事から》便り。手紙。かりのたまずさ。かりのたより。かりのふみ。雁書。雁信。雁使がんし。「春草を馬咋山くひやまゆ越え来なる―は宿り過ぐなり」〈万・一七〇八〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例