雁木四天(読み)がんぎよてん

精選版 日本国語大辞典 「雁木四天」の意味・読み・例文・類語

がんぎ‐よてん【雁木四天】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「四天」は、歌舞伎衣装一つ広袖で裾の左右が割れており、勇武をあらわす役に用いる ) がんの群れ飛ぶ姿を染め出した模様の四天。
    1. [初出の実例]「此時上手より〈略〉雁木四天(ガンギヨテン)、素網大小わらぢ襷(たすき)鉢巻にて槍を持ち出で来り」(出典:歌舞伎・四十七石忠矢計(十二時忠臣蔵)(1871)九幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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