雄埒(読み)おらち

精選版 日本国語大辞典 「雄埒」の意味・読み・例文・類語

お‐らちを‥【雄埒】

  1. 〘 名詞 〙 騎射(うまゆみ)馬場で、走馬の道の両側に設けた埒(らち)うち射手弓手、すなわち、的の方にこしらえた高い埒。右手の方は低くこしらえて雌埒(めらち)という。
    1. [初出の実例]「二人猶留居雄埒下」(出典:宇槐雑抄‐保延三年(1137)九月二四日)

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