雄邁(読み)ユウマイ

デジタル大辞泉 「雄邁」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐まい【雄×邁】

[名・形動]気性が雄々しくすぐれていること。また、そのさま。「雄邁精神
の―にして輭優せんゆうを兼ねたるダンテをして」〈透谷・厭世詩家と女性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雄邁」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐まい【雄邁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 雄々しく勇ましいこと。性質が雄々しくてすぐれていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「能楽に使用せる仮面の如きも、始め隋唐より渡来せし頃は頗る雄邁の表象ありしと雖ども」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の任務)
    2. [その他の文献]〔周権‐九日偕友登東巖定香寺〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む