雅音(読み)ガイン

デジタル大辞泉 「雅音」の意味・読み・例文・類語

が‐いん【雅音】

相手を敬ってその便りをいう語。
優雅な音楽
玉笛ぎょくてきを吹いて自ら―をあやつり給ふ」〈平家・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「雅音」の意味・読み・例文・類語

が‐いん【雅音】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 優雅な楽の音。優美な音楽。がおん。
    1. [初出の実例]「羨先未死、調雅音」(出典明衡往来(11C中か)下末)
    2. 「玉笛を吹いて身づから雅音をあやつり給ふ」(出典:平家物語(13C前)四)
  3. 音信を敬っていう語。お便り。

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