集合リンパ小節(読み)しゅうごうリンパしょうせつ(その他表記)aggregate lymph follicle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「集合リンパ小節」の意味・わかりやすい解説

集合リンパ小節
しゅうごうリンパしょうせつ
aggregate lymph follicle

小腸粘膜にある長楕円形 (直径 1cm程度) の小隆起。内臓諸臓器,ことに消化管粘膜固有層ではリンパ球が集って孤立リンパ小節をつくるが,回腸ではこのリンパ小節が多数集合し,総数 20~30個の大型のリンパ小節を形成する。これを集合リンパ小節と称する。この研究をしたスイスの解剖学者,J.C.パイエル (1653~1712) にちなんで,パイエル板ともいう。

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