集団論(読み)しゅうだんろん(その他表記)group theory

翻訳|group theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「集団論」の意味・わかりやすい解説

集団論
しゅうだんろん
group theory

集団に焦点を当てて構成された政治理論。それまでの国家に中心を置く公法学的・制度論的な発想に対して,集団が政治的活動の基本単位であると仮定して政治分析を行なう一つの方法。 20世紀初頭,A. F.ベントリーが『政治の過程』を著し,社会を諸集団の絶えざる相互作用の総体としてとらえ,このような集団現象をとらえることで政治現象を把握しようとした。第2次世界大戦後,この考えは再評価され,中でも D. B.トルーマンはグループ・アプローチから潜在的集団などの概念を探求した。集団論は,集団に基づく一種の均衡論であるが,社会的レベルでの政治活動を説明する上で重要な意味を持っている。

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