集電靴(読み)しゅうでんか

精選版 日本国語大辞典 「集電靴」の意味・読み・例文・類語

しゅうでん‐か シフデンクヮ【集電靴】

〘名〙 電気鉄道で、運転レールほかに敷設された給電用のレールから電流を受けるために、電車電気機関車台車に取り付けた集電のための装置。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

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デジタル大辞泉 「集電靴」の意味・読み・例文・類語

しゅうでん‐か〔シフデンクワ〕【集電靴】

レールの外側に敷かれた第三軌条から車体電流を取り入れる装置。日本では地下鉄などで使用

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世界大百科事典(旧版)内の集電靴の言及

【集電装置】より

…電車,電気機関車,トロリーバスなどの電気車両が,空中に架設した架空電車線(架線),あるいは走行用レールと別に地上に設けた導電レール(第3軌条という)から電気を取り入れるための装置。架空電車線から集電する装置としては,トロリーポール,ビューゲル,パンタグラフなどがあり,また,導電レールから集電する装置としては集電靴がある。日本最初の電車では,架線が複線式であったことと速度も低かったためトロリーポールが用いられた。…

※「集電靴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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