雑乱(読み)ざつらん

精選版 日本国語大辞典 「雑乱」の意味・読み・例文・類語

ざつ‐らん【雑乱】

  1. 〘 名詞 〙 秩序なく入りまじること。入りみだれること。
    1. [初出の実例]「凡兵士以浅桃染当色。不衛士雑乱」(出典延喜式(927)四二)
    2. 「総じてやどり木の巻にて年紀雑乱せり」(出典:細流抄(1525‐34)一二)
    3. [その他の文献]〔史記‐孫子列伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雑乱」の読み・字形・画数・意味

【雑乱】ざつらん

乱雑。みだれる。〔史記、孫武伝〕夫(そ)れ雜亂を解く(こうけん)(力を入れて引き、うつ)せず。を救ふは搏(はくげき)せず。

字通「雑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android