雑俎(読み)ざっそ

精選版 日本国語大辞典 「雑俎」の意味・読み・例文・類語

ざっ‐そ【雑俎】

[1] 〘名〙 (形動) いろいろのものを集めること。また、そのさま。
※俳諧・其雪影(1772)蕪村序「魚肉蘋蘩、雑俎にして供するもののごとし」

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普及版 字通 「雑俎」の読み・字形・画数・意味

【雑俎】ざつそ

雑記の類。肴を俎に雑陳する意。また、雑組にして組綬の意という。〔酉陽雑俎後序〕余嘗(かつ)て閔中をぐ。多士の國と號す。其の書を見るに、甚だ多くり。~乎としてい哉(かな)。陽の雜俎を見るを得ざるを恨むり。

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