雑司が谷(読み)ぞうしがや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雑司が谷」の意味・わかりやすい解説

雑司が谷
ぞうしがや

東京都豊島区の南東部の地区。もとは雑司ケ谷,雑司ヶ谷とも書いた。地名由来は,元弘・建武の頃,雑色職をつとめた武士がここに住んでいたことによるとする説など諸説がある。大正初期頃までは,東京の郊外にあたり,近郊農業地域を形成雑司が谷霊園や豊島ヶ岡皇室墓地がおかれた。関東大震災後,急速に宅地化した。雑司が谷霊園には夏目漱石小泉八雲,島村抱月ら文人の墓があり,訪れる人も多い。西部には,安産子育てを祈願する鬼子母神がある。

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