デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雛田松渓」の解説 雛田松渓 ひなだ-しょうけい 1819-1886 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。文政2年生まれ。家は代々越後(えちご)(新潟県)加茂青海神社の神職。国学をおさめ,和歌にすぐれた。戊辰(ぼしん)戦争では北越鎮撫使に越後平定法を献策し,奥羽越列藩同盟軍に殺されそうになる。維新後は家塾をひらいた。明治19年2月8日死去。68歳。名は銘,中清。字(あざな)は士新。通称は一学。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例