難揮発性包有物(読み)なんきはつせいほうゆうぶつ

最新 地学事典 「難揮発性包有物」の解説

なんきはつせいほうゆうぶつ
難揮発性包有物

refractory inclusion

主に炭素質コンドライトに特徴的に含まれる不規則~球状の包有物。約45.67億年の形成年代を示し,太陽系最古の物質とされる。Ca,Alに富む珪酸塩酸化鉱物から構成されるものはCaとAlに富む包有物(CAI)と呼ばれる。その他,かんらん石を主成分とするもの(アメーバ状かんらん石集合体:AOA),白金属元素やZr・Sc・Y等の元素を成分に含むものもある。太陽組成の高温のガスが冷却したとして,最初の5%が凝縮した物質と化学組成鉱物組成が非常によく似ている。しかし,酸素などに同位体異常が見られ,単なる平衡凝縮ではなく,局所的な加熱溶融等の複雑なプロセスを経て形成されたものである。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 小松 木村

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む