難揮発性包有物(読み)なんきはつせいほうゆうぶつ

最新 地学事典 「難揮発性包有物」の解説

なんきはつせいほうゆうぶつ
難揮発性包有物

refractory inclusion

主に炭素質コンドライトに特徴的に含まれる不規則~球状の包有物。約45.67億年の形成年代を示し,太陽系最古の物質とされる。Ca,Alに富む珪酸塩酸化鉱物から構成されるものはCaとAlに富む包有物(CAI)と呼ばれる。その他,かんらん石を主成分とするもの(アメーバ状かんらん石集合体:AOA),白金属元素やZr・Sc・Y等の元素を成分に含むものもある。太陽組成の高温のガスが冷却したとして,最初の5%が凝縮した物質と化学組成鉱物組成が非常によく似ている。しかし,酸素などに同位体異常が見られ,単なる平衡凝縮ではなく,局所的な加熱溶融等の複雑なプロセスを経て形成されたものである。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 小松 木村

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む