難論(読み)ナンロン

デジタル大辞泉 「難論」の意味・読み・例文・類語

なん‐ろん【難論】

[名](スル)
むずかしい議論。
相手を非難して論じること。論難。「不正難論する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「難論」の意味・読み・例文・類語

なん‐ろん【難論】

  1. 〘 名詞 〙
  2. むずかしい議論。〔布令字弁(1868‐72)〕
  3. 議論して相手の非や、不正を非難すること。論難。
    1. [初出の実例]「両人小笠原閣老に逼りて種々難論(ナンロン)に及びしかど」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉二)
    2. [その他の文献]〔東方朔‐七・諫怨世〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android