論難(読み)ロンナン

デジタル大辞泉 「論難」の意味・読み・例文・類語

ろん‐なん【論難】

[名](スル)相手の誤り・欠点などを論じて非難すること。「認識不足論難する」
[類語]非難指弾弾劾糾弾風当たり攻撃批判責めるとがめるなじ難ずるさいなつるし上げる締め上げる責め付ける責め立てる難じる難詰面詰面責問責詰責𠮟責しっせき譴責けんせき弁難追及詰問

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精選版 日本国語大辞典 「論難」の意味・読み・例文・類語

ろん‐なん【論難】

  1. 〘 名詞 〙 相手の不正や誤りを論じ立てて非難すること。論駁。弁難。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「其余の三千の徒とは一々に論難せられんず」(出典:古文真宝彦龍抄(1490頃))
    2. [その他の文献]〔漢書‐公孫賀等伝賛〕

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普及版 字通 「論難」の読み・字形・画数・意味

【論難】ろんなん

論評し批判する。〔漢書、公孫賀等伝賛〕(桓寛)鹽鐵の議を推衍し、條目を廣し、其の論を極め、數言をはす。

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