雨霰(読み)アメアラレ

デジタル大辞泉 「雨霰」の意味・読み・例文・類語

あめ‐あられ【雨×霰】

矢・弾丸などが、雨やあられのように絶え間なく激しく降りそそぐことをたとえていう語。「雨霰と飛び来る弾丸」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雨霰」の意味・読み・例文・類語

あめ‐あられ【雨霰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雨とあられ。
  3. 雨やあられのように弾丸などがさかんに降りそそぐこと。
    1. [初出の実例]「一度はなせば千の矢さき、あめあられとふりかかって」(出典:光悦本謡曲・田村(1428頃))
    2. 「俄然(にわか)上野に戦争起りて、鉄砲玉の雨霰(アメアラレ)」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)

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