雪笹(読み)ユキザサ

デジタル大辞泉 「雪笹」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐ざさ【雪×笹】

キジカクシ科の多年草林下に生え、高さ約40センチ。上部は斜めに伸び、全体に粗い毛がある。葉は広楕円形で、2列に互生。5、6月ごろ、白い小花を多数つけ、赤い実ができる。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「雪笹」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐ざさ【雪笹】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。各地山地の林内に生える。高さ約四〇センチメートル。葉は卵状楕円形、長さ五~一〇センチメートル。初夏茎頂に白い小さな六弁花を多数円錐状につける。果実は小球形で赤熟し有毒。〔地錦抄附録(1733)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雪笹」の解説

雪笹 (ユキザサ)

学名Smilacina japonica
植物。ユリ科の多年草,薬用植物

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